お盆休みにする話ではない話。~うつ病からフリーランスへの道~
おはようございます!
ここ数年、お盆休みという概念がないEZです。
というのも、フリーランスという働き方なので、仕事の予定がなければいつでも休みなので、基本的にいつが仕事でいつが休み、という概念自体が無くなりました(;'∀')
これ、サラリーマンの方にはかなり羨ましいと思いますが、やってみるとそれはそれで不安や焦りとの闘いなのでしんどいことも多いです。
特に僕は生粋のネガラーなので、少し仕事が続かなくなると不安で仕方ありません。
ではなぜそんなネガラーなのにフリーランスになったのか。。。
それは、専門学校教員時代に発症したうつ病の影響があるからです。
いかにしてうつ病を発症したか、という話はここでは省きますが、要するに会社内での上司、同僚などへの人間不信と言いますか、そういう組織体系の中に身を置くことが怖くて仕方がないんですよね。
それでもうつ病で専門学校を辞め、そのあと2年ほど療養したあとかなり回復したこともあり、ある地域の社会福祉協議会に転職しました。
しかし、そこで女性の同僚からいわゆる「セクハラ」みたいなことを受け、以前の記憶がフラッシュバックし1年でまたダメになりました。(これは以前も「セクハラ」を受けていたということではく、単純に人が信用できなくなっているという部分のフラッシュバックです。)
この「セクハラ」ですが、年上の50代女性から、「明日はあのブルーのワイシャツできてね」とか、「いつ晩御飯一緒に食べてくれるの?」とかというメールが頻繁に来ていて、非常に苦痛でどうしようもなかったんです。別に断ったからと言って報復で何か業務的な不利益を受けた訳ではないのでこれが「セクハラ」に当たるかどうかはわかりませんが、少なくとも性的な嫌悪感はかなり感じていました。
そしてこのフラッシュバックが起こるともう自分では制御できない精神状態になり、夜中に叫ぶ、暴れるなどの状態が続きます。朝、起きて行動する気力もなくなり、辞めざるを得ませんでした。男性が女性からのセクハラ行為に悩んでいる、ということを社内で相談するのはかなり抵抗がありずっと黙ってましたが、最後辞める時は上司に事実を話ました。
すると数か月後、その上司から一言「今、君の気持ちがよくわか」とメールが来ました。たぶん、その女性の矛先がこの上司に向いたでしょう。その後、上司はどうなったかはわかりません。
とにかく、僕自身はこういうような体験から、組織に入って仕事をやっていく自信がなく、怖さもありフリーランスを選ばざるを得なかったというだけの話なんですよね。
まぁフリーランスと言ってもほんと趣味程度にやってるみたいなもんなので、そんな偉そうに言うこともないんですけど・・・
でもそれで一応生活しているわけで、まぁ自殺とかしなかっただけマシなのかもしれません。最悪の時はベランダから下を覗いてる自分を妻が引き留める、という時もありましたからね。。。そんなことになるなら、収入が下がっても適度に社会と繋がっていれるような働き方もいいんじゃないか、という選択です。死んだら終わりですからね。
その分、今やっているキャリアコンサルタントは本当にそうやって仕事で精神的にしんどくなった方や、悩んでいる方、ほっておくとうつになってしまいそうな方などの気持ちは痛いほどわかるし、その対応もよくわかる。これ、そういう状況になったことのないマニュアルに毒されたアホポジティブキャリコンには絶対できない対応です。
なんかお盆休みからすごい方向の話になりましたが、なんか長期休暇とかになるとこういうことを考える自分がいるんですよね。
まぁネガラーでうつ病サバイバーでも、落ち着いてしっかりと生き方を選択できればそんなに苦しまずに生きれるということです(^^)/
では、良いお盆休みを。。。