キャリアコンサルタントが国家資格になったのは、社労士のアイテムになるためなのか!?
おはようございます!
今日から夏の甲子園が開幕しましたね。
30年前は高校球児だったネガラーEZです。
しかしこの暑さで開会式におっさんの長い話聞かせるのはいつまでやるんでしょうね(;^ω^)開会式直後の試合の選手はたまったもんじゃない。
「時代がちがうから」というのは甲子園には関係ないようですね。。。
さて今日は僕の仕事の話をしますね。
僕は「キャリアコンサルタント」という国家資格を持っています。昨年まではその資格が有効に使える仕事がありました。それは「セルフ・キャリアドック助成金」です。厚生労働省の管轄で中小企業向けに出ている助成金なんですが、国家資格のキャリアコンサルタントが企業に出向いて従業員とキャリア面談を行えば、その実施に応じて助成金が貰えるというものです。
助成金をもらうには、各種申請書類に加え、就業規則に「定期的にキャリア面談を実施する」という一文を追加しなければなりません。要するに、従業員の定着のため、定期的にキャリアコンサルタントを呼んで面談を実施するその費用として助成金を支払いますよ、という話です。
しかし実態はそうではなく、一度だけ従業員と面談をすれば50万、という安直な宣伝の元、それで50万貰えるならやろうみたいなのがほとんどでした。そしてそれを先導しているのが社会保険労務士。特に助成金専門の社労士には辟易しました。
なにせ面談依頼が来て行った企業で、内容が全く伝わってないとか、面談するときに「なんであんたにそんな話する必要があるんや!」とか怒られたり、ある時なとは面談相手が75歳のマッサージ師でキャリア面談って。。。ってなったり、それはもう無茶苦茶なことがたくさんありました。
これは社会保険労務士が「面談すれば助成金が出る」という部分だけ強調し、キャリア面談、キャリアコンサルタントなどの存在意義というのは二の次にしているから起こる現象です。形だけやってお金がでればそれで終わり。そしてそれで十数万の手数料を取る。僕には面談料5000円しか入りません。
それでも最初は、今後継続して面談が実施できるという期待がありましたが、実際は就業規則に明記しているような「定期的に」行っているとことは皆無です。多分僕は300社ぐらい面談に行きましたが皆無です。
なぜなら1回目の面談で助成金が出れば、それ以降は何も無いからです。そして定期的に、という部分には社労士も一切触れません。
そして昨年、そんな感じで乱発しまくった助成金は廃止になりました。まぁ当たり前ですよね。悲しいかな僕のようなキャリアコンサルタントは結局、社労士と企業が助成金を貰うためのアイテムでしかなかったんですよね。そして今、いくつかあった社労士事務所との関係は助成金の廃止とともにプッツリきれました。色々融通を聞いて尽力したんですが、一言も何もないまま。。。
社会ってこんなもんなんですよね。
でも・・・最近、助成金の申請絡みでその社労士さんたちから連絡がいくつかありました。それはかなり屈辱的なもので、ここでは言えないような内容です。
金儲け主義の社労士には本当に嫌気が指しますよね。。。
いい勉強をしたと思って我慢しますが、この国家資格キャリアコンサルタントって一体何のために国家資格にしたんでしょうね。。。
未だに謎です。。。
ちなみに・・・助成金は無くなりましたが、実費で企業内キャリアコンサルティングは受け付けております。
・・・ほぼ依頼はありませんが(;'∀')
ではまた。。。