ネガティブ思考の歩き方。

ネガティブ、マイナス思考・・・周りからそう言われて悩んでいる人っていますよね?僕もその一人。でも、ネガティブがそんなに悪いことなのか・・・たぶんそのおかげでうまくいっていることも多いはず。そんなネガティブ思考を前向きに考えるブログです。日常の出来事を中心に今更変われないネガティブ思考で前向きに考えます!

ネガティブ思考をリスク回避に活かす~介護業界編~

おはようございます。

 

今日は蒸し暑いですね。。。僕はこの蒸し暑いのが大の苦手で、何にもやる気が起こりません。。。

 

ですが、今週末にある資格講座で「介護保険」について講義をしなければならないので、その内容を構成しています。あんまり頭に入りませんが(;^ω^)

 

そう、僕は介護業界に約20年ほど関わっていて、以前はケアマネージャーもしていました。直近は某福祉専門学校の教員や人材センターでのキャリア支援員などをしており、一応、介護関連の講義はたくさんしていました。

 

今は介護業界からは少し離れ、一般企業を中心に転職支援エージェントを主に活動していますが、一部介護関連の仕事もさせて頂いています。

 

介護関連の仕事としては、キャリアカウンセラーとして介護施設にお伺いし、スタッフの方々の日々の不満や不安の聞き取りをさせて頂き、ストレスの緩和を図ったり、潜在的な問題点を見つける第三者面談と、まさに今、レジュメ構成を考えている講師の仕事があります。

 

両方ともそんなに数はありませんが、僕的には非常にありがたい仕事だと思っています。特に施設での第三者面談は、なぜこの面談がスタンダードにならないのか不思議なくらい、スタッフの方々は喜んで頂けます。大体が施設の運営者に断られるのですが、今関わらせて頂いている施設はそうではなく、どんどん新たな取り組みをということで導入して頂きました。

 

僕はそもそも発想の根底がネガティブなので、介護現場のスタッフは絶対不満や不安が蓄積しているし、ガス抜きを明確なやり方で実施しないといずれ爆発してしまうんだろうなぁと危惧していました。でもそういう話を施設運営者にするとなぜか、「うちはそんなことない」とか、「スタッフは明るく一生懸命やっている」とかいうおかしなポジティブ発想で断られることが多いんです。まぁ外部には実態を見られたくないだけなんですよね。

 

しかし、できるかぎり施設自体のリスク回避をするべきで、虐待や暴行事件が起こってからでは遅いんですよね。

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基本、ネガティブに最悪のことを想定して何か手を打つというのがこの業界に一番必要なことだと思っています。いざ、施設内で虐待や暴行事件が起こった時、施設側は必ずこう言います。「今後、同じことが起こらないよう、研修等を徹底します」。。。

 

これがもし、第三者面談を定期的に実施していれば、「当施設では第三者のキャリアカウンセラーが定期面談を実施しており、このような事態が起こらないようスタッフのケアに努めてきましたが、それでも起こってしまったことは非常に申し訳なく、今後更にスタッフケアの対策を進め、二度と起こらないよう努力してまいります。」となります。

 

どちらが信頼性の高い施設に思えますか?

 

ヒヤリハット、とかめっちゃ言うくせに、スタッフに対してとか、施設運営自体のヒヤリハットは完全にスルーしていますよね。一番、大事な部分なのに。

 

すいません、今回は少し仕事の話をしました。あまり介護現場のそういう実態はわかりにくい世界だと思うので、今後もたまにお伝えできればと思っています。

 

そう、介護はいつでも、誰にでも降りかかる可能性があります。ネガティブ思考でそうなった場合のリスクを多少なりとも回避できりるよう、ある程度の知識は持っていたほうがいいでしょう。。。

 

では!