介護業界こそネガティブ発想でリスク回避をするべき。
こんにちは。
EZです。
僕は普段はフリーランスのキャリアコンサルタントをしています。
基本的には転職支援、人材紹介がメインですが、これまでに関わってきた介護業界での「第三者面談」というのもたまにやっています。
これは何をするかというと、施設で働いている介護職員さんと第三者である僕が面談をし、現在の状況や不安、悩みなどを聞かせてもらうという面談でいうなれば「愚痴聞き屋さん」みたいな感じですね。
これ、何を目的にしているかというと、スタッフのストレス軽減をするというものです。これだけでストレスが発散できるわけではありませんが、現場のスタッフはどこかで施設外の人に話したいことがたくさんあるんです。施設内ではなかな言えないことも、第三者なら気兼ねなく話せる。そういう場を求めている傾向があります。
その証拠にこれまで面談をした方々のほぼ100%の人が「こういう機会があってよかった」と言っています。
しかし、施設の運営側はあまりこういう部分には目を向けません。
「そんな面談は上司がやりなさい」とか、「うちのスタッフにはそんなこと必要ない」とか、「外の人間に内部を見られたたくない」とか、色んな理由で断られます。
この第三者面談は、単にスタッフのストレス軽減だけを目的としているわけではありません。その向こう側に施設を守っていく重要な要素を含んでいます。
こんなのは少し想像力のある人が考えればその必要性は明らかだとおもうんですけど、介護の世界ってあまりそういう想像力が働かないようです。
まぁ・・・その結果がこれだけ問題になっている虐待や暴行事件なんだとおもいますけど。。。
この業界こそ、ネガティブ発想からリスクを回避する想像力を持って、仕事に取り組んでほしいものです。
でないと、一番迷惑なのは高齢者とそのご家族です。
よーく考えてほしいですね。。。
では。