トラウマになっていること。乗り越えて見つけるもの。
おはようございます。
ネガラーEZです。
僕は個人で転職エージェントをしていますが、1ヵ月前に人材を紹介し採用して頂いた企業からの「報酬」が期日を過ぎても振り込まれない、という事態が起きました。
僕はこういう場合の、「お金の催促」が非常に苦手です。
その理由は今から20年ほど前、僕がまだ新人営業マンだったころに遡ります。
バリアフリーのリフォーム会社だったのですが、大手電機メーカーの子会社でやたらと工事費が高かったんですよね。一般の工務店の3割ぐらいは高いんです。
まぁ「ブランド」で売れ、ということなんですが・・・
で、お客さんはほぼ高齢者で且つ介護を必要としている方々なので、少なからず僕らの立場は「福祉」というカテゴリーの仕事として見られていました。
要介護者の状態に合わせて手すりや段差解消などのプランを検討し、図面を作成してご本人やご家族に説明します。この段階では家がこんなに使いやすくなるということで非常に喜ばれます。
問題はここから。
見積額を提示したとたん、さっきの穏やかな表情は消え、だんだん歪んだ顔になり、やがて、「なんだこの金額は!足元みてるのか!」となります。
これが10人中6人はこうなります。想像以上に高すぎるんですね。
一度、僕らが提示した見積もりが15万だったのが、他の工務店が同じ内容で同じ材料で7万、というのがありました。倍の金額です。
さすがに上司に掛け合いましたが、「お前がうちのブランド力を説明できないからだ」と一蹴。
やがて僕はお客さんにお金の話をするのが怖くなりました。
それでも受注したケースももちろんありますが、集金の時にもかなり怒られたことがあります。工事も終わり、集金の段階であの部分がこう、ここがどう、みたいな指摘をして金額を下げようとしたり、そもそも高いんだよ!と切れられたり、集金したい旨を電話で伝えると、「金の事ばっかりいいやがって!」と怒鳴られたり・・・
まぁ理不尽な話なんで気にしなければいいんですが、そこはネガラーの僕。トラウマになってお金の話はしたくなくなったんです・・・
長くなりました。こうしてネガラーは苦手なものが増えていくんですね。。。
でも・・・乗り越えるんですよ。ネガラーは。
そしてこの次は、入金がない!ということがないようにリスクヘッジをする。
そう、これでいいんです。。。
ではまた。