高校野球とネガティブ思考。~そして大船渡高校ナインへの賛辞~
おはようございます!
ここ数日、ネガティブモードで困っているEZです。
なんでそうなっているのかは、理由はわかりません(;^ω^)
これがやっかいなところですが、こうやって「文章を書こう」と思っているだけましですね。。。最悪の場合はPCを開くのも嫌になりますので。。。
さて、高校野球も続々と甲子園の切符を手にしたチームが出てきてますね。僕も一応、高校球児でしたので多少気になります。ちなみに母校は今年、ベスト16まで勝ち上がりました。よくがんばったと思います。
僕は高校野球にあまりいい思い出がありません。キャプテンをしていたのですが、その時の色んな理不尽な経験がかなり僕の思考を変化させ、今に至っているからです。
(※このあたりの話はこちらに少し書いています)
おそらく、ネガティブな思考が決定的に根付いたのはこの頃で、その時の環境や立場でモノを考えた時、自然とマイナスな思考でリスクを回避しようとする意識が身に付いたと思っています。以前にもこのあたりの話を書いているので詳細は省きますが、今でもあの時受けた屈辱とか理不尽な思いは僕の頭の中で消えることなく残っています。
まぁもう30年近く前の話なので、今更・・・と言われることも多いので、あまり人には言えない話ですね。
でも高校野球って、結構その人の人生に影響を与える大きな経験で、この3年間で色んなことが変わると言っても過言ではないと思います。本当に真剣にやっていた人ほどそうだと思います。そして、そのマイナスの記憶を消してプラスに変えることができるのが社会人での経験です。ここを間違えると、僕のようなネガティブ人間が出来上がってしまうんですね。まぁ僕の場合、社会人になってからも得意先の奴に土下座させられたり、社内で僕の功績を上司に取られたりというのが続いたので余計ですが。。。
今回、大船渡高校の佐々木投手が決勝で投げなかったというのが話題ですが、野球界の大御所たちはこぞって「投げさせるべき」とか「残念だ」とか言ってますよね。あれ、本当に考えてコメントしてるのかな。。。
あくまでも高校野球です。佐々木投手のエンターテインメントショーではありません。プロフェッショナルスポーツでもありません。プロ養成団体でもない。
あのコメントはすべてその視点で発せられています。しかし高校野球はレギュラー、ベンチ入りの控え選手、ベンチ入りできなかった部員、マネージャー、親御さん、そういう色んな人で成り立っています。そう、あくまでも教育の一環なんです。
佐々木投手が投げないから残念、甲子園に行く気がない、勝てないだろう・・・そんなコメント聞いた他のレギュラーや部員たちはどう思っているんでしょうね。「俺たちは所詮、佐々木がいないと勝てないんだ」もしかしたらそんな風に考える選手もいるかもしれない。
それより、中学校からみんなでここまでやってきた、勝ってきたことを称賛したいですよね。佐々木投手が投げてない試合にもしっかり勝ってここまで上がってきたんですから。素晴らしいですよ、このチームは。
そりゃ、甲子園に行きたいですよ。誰でも。でも出たからってすべてうまくいくとは限らない。出なかったからこそ学ぶことが多いはずです。そこはなんでみんなポジティブに考えないのか。。。
佐々木投手だけが大船渡高校の生徒じゃないんです。すべての生徒の将来を考えると、あれが「残念な試合」なんて言えない。出てた佐々木投手以外は、「残念な」選手なんですか?張本さん。
ポジティブさも使い方を間違えるとほんとに単なる傲慢人間になりますよ。
大船渡高校ナインに人生の栄冠が輝くように、祈っています。
では。。。