”闇営業問題”に見るネガティブ思考の使い方。

おはようございます！

いやぁ、芸人さんの「闇営業問題」がじわじわ広がってきてますね。。。

この闇営業が行われる基本構図を見てみると、先輩から後輩へのお誘いというものが浮かんできますよね。

芸人さんの上下関係は絶対、といいます。先輩からちょっと来てもらえないか？と言われればはっきり「NO!」と言えない立場なんでしょう。まして売れない芸人なら多少の金銭が出るとなると逆に「ありがとうございます！！」と感謝するかもしれない。

でも、やはり事務所に所属しているという自覚があるなら、相手がいくらクリーンな組織であれそれは勇気を持って断るべきでしょう。「先輩、これは会社にバレるとどうなるかわからないから行けません」と言えるようにしなければならない。

「いや、お前言うこと聞かれへんのか？バレるとかそんなネガティブなこと言うなよ！」と言われたかどうかわかりませんが、おそらくこんなこと皆やってるし金が入るから来いよ！となって行ってしまう。間違ったポジティブさのダメ先輩に可愛がられたことを悔やみましょう。

百歩譲って断れず行ったとしても、売れている先輩が男気を出して「俺が行くことでその場が成り立って、後輩の活躍の場があるならそれで得たギャラは全部後輩に渡したってくれ。俺は要らん。」ぐらい言ってたらまだ・・・いやダメなことですけど食えない後輩を思ってなんとかしたかったんかなぁとか思うんですけど、一番売れてる人が一番お金貰って、「貰ってないことにしよう」って口裏わせるとかもうかっこ悪くて仕方ないですよね。

要するに、アホなポジティブ先輩の勢いに反抗しきれないエセポジティブ感染者たちが起こした、社会人としてのリスク回避能力ゼロの出来事、という話です。

あー、僕はネガティブでよかった。こんな話、絶対断るから(;^ω^)

もし僕が芸人なら、まず相手がクリーンな組織でも事務所を通さないというルール違反があるなら引き受けないし、まして反社というのを知っていたら尚更行かない。そこまでしてお金がいるなら普通のバイトするか、芸人辞めますよね。

まぁ、ネガティブの場合はこの後断ったことに対する後悔と闘うことになるんですけど、それでもこんなつまらないことで謹慎とかになるよにましですよね。。。

ネガティブは時に自分の身を守ることもできるかも知れません。

アホみたいにポジティブは全知全能の神、みたいな思考は少し考えましょう。

では。。。