ネガティブ思考の歩き方。

ネガティブ、マイナス思考・・・周りからそう言われて悩んでいる人っていますよね?僕もその一人。でも、ネガティブがそんなに悪いことなのか・・・たぶんそのおかげでうまくいっていることも多いはず。そんなネガティブ思考を前向きに考えるブログです。日常の出来事を中心に今更変われないネガティブ思考で前向きに考えます!

夢を見て夜中に叫ぶ12の理由。

おはようございます。

 

昨晩、寝ている時にまた大声で叫んでいたようです。

なんの夢を見ていたかははっきりしないんですが、なんとなく覚えているのは非常に理不尽な言いがかりをされている感覚です。

 

僕はこの手の夢をよく見ます。僕自身は真面目にやっているのに、自分を棚に上げて少しのミスを執拗に指摘してくるというか・・・さぼっている奴が得をしているというか・・・なんかそういうイメージです。

 

こういう夢をよく見る理由は、僕自身のリアルな実体験がいくつも重なっていることは間違いありません。覚えているだけでもちょっと整理してみます。

 

題して。。。「僕の理不尽体験!ベスト12」

 

①小学生の頃、少年野球で父親が監督で僕がキャプテンだったので、自分がしっかり声を出したりしても周りがさぼるとチームメイトの前で叱責を受ける。

 

②中学生のころ、街で他校の生徒に喧嘩を吹っ掛けようとした友人を止めていたのに、結果的に僕のみが10人ぐらいから殴る蹴るの暴行を受け、友人たちは逃げた。

 

③高校生の頃、野球部主将時代。副主将が「おまえキャプテンだから髪伸ばせるように監督言ってこい!」とか命令してきた。断ると練習をさぼる。

 

④同じく野球部主将時代。全体的にだらけムードで試合に負け、悔しさから泣いていると副主将が「あいつ何泣いてんの?アホちゃう」と後輩に告げる。

 

④同じく野球部主将時代。ランニングで校庭10週をしていた時、もう一人の副主将が周回をごまかしていたので注意すると「別にええやろ!」と言われ、イライラした気持ちを抑えれなくなっていると監督に呼び出され、「お前が悪い」と叱責される。でも・・というと「言い訳するな!」と更に叱責。

 

⑤同じく野球部主将時代。だらけて真面目に練習をしない同級生部員2名に注意すると、その後当てつけのように僕の後ろに来ては「あんな風に言われるとやる気だなさいとなぁ」と何度も言われる。

 

⑥同じく野球部主将時代。高校最後の試合に負けた後、後輩たちに「負けて悔しがるならその前にしっかり努力することが必要」みたいなことを話していたら、後日その話を監督が聞いて、「あいつそんなに努力してたか?」と後輩の前で発言する。

 

※ちなみに⑥に関しては、僕はいつも練習開始1時間前に誰より早く来て、終了後も誰より遅くまで自主練習をしていた。家に帰っても夜素振りを欠かさず行っていた。誰も声を出さないから自分が出しすぎて3日間声がでなかったこともあった。同級生部員の気まぐれでやる気のない状況でも必死にチームの為にと自分を犠牲にしてきたが、それを努力でないと言われるならそうなのかもしれない。

 

⑦営業マン時代、営業先の偉い奴に土下座させられる。理由は思い出したくない。

 

介護施設勤務時代、上司に毎晩飲みに連れまわされ、帰宅が2時とか3時の生活が数か月続く。その間、断ると途端に不機嫌になり仕事中も口を利かなくなったりされる。

 

⑨専門学校教員時代、新規の就職先を開拓してきたが上司にその手柄を横取りされる。※横取りはこの時代、何度もされ、自分の評価は全く上がらなかった。僕が上司に報告すると、それを自分の成果としてその上に報告されていた為。

 

⑩専門学校教員時代、上司がよく休むので色々代わりに業務をこなしていたが、そのことが上司の機嫌を損ね、しばらくの間無視される。無視されるので自分の仕事が出来ず、学生から不満が起こっていた。

 

⑪そんなことがよくあったので、すべてをもっと上の上司に進言すると、「そんなのはお前のが我慢すれば済むことだ、お前が悪い」と言われ、何も変わらず。

 

⑫その後、毎年のように「来年お前の席、ないぞ」と言われ続け、最終的にうつ病になり退職。

 

とまぁ今さっと書くだけでもこれだけあります。これ、どうなんですかね。。。普通、これぐらいはみんな思いつくぐらいあるんですかね。

 

とにかく自分の場合はこういう経験が記憶に蓄積されていて、なかなか消えることもなく残り続けていて、何か日常生活でこのイメージ触れるようなことがあれば夢に出てきて叫んでいるという感じだと思います。

 

でも・・・僕だけじゃないんでしょうね。。。もっとひどい経験をしている人は山ほどいるだろうし、こんなの当たり前にみんな経験してるのかもしれない。。。

 

でも、こういう記憶ってほんとに消せないんですよね。いくら自分で努力しても消えてくれない。そういう記憶を消せる薬があれば100万でも買うかもしれないなぁ。。。

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では。。。

 

 

 

 

返事をしない人。

こんんちは。

 

すごい雨ですね。。。

 

さて、今日は僕自身が今非常に憤慨している話題、「返事しない人」についてです。

 

僕は仕事で転職エージェントをしています。一応、キャリアコンサルタントという資格も持ち、仕事に悩んでいる人、転職を意識している人の支援をしています。

 

基本的に僕から転職を意識していない人に、求人の案件などを紹介することはありません。ていうか当たり前の派話ですが、何らかのコンタクトがあってから話が進みます

 

今、支援中の人がいるんですが、この方も仕事に行き詰っているとか、転職を視野に入れているという理由でコンタクトがありました。そして該当しそうな案件があれば提案するということで話を進めています。

 

しかし・・・

 

2ヵ月ほど前、ある案件で該当しそうなものがあったので早速連絡しましたが・・・返事はその5日後で、「検討します」と言ったきり沈黙。数日後に再度連絡すると「今回は辞退」とのことでした。

 

先日、またある案件があり連絡したところ、「少し詳しく聞けますか」と来たので、「では日程を合わせて会いましょう」と送りましたが・・・あれから未だに返事がありません。

 

この彼は今、介護の仕事をしています。なので忙しいみたいなんですけど、メールを一言返すぐらいの時間はあるはずです。それとも24時間、昔のリゲインのCMみたく闘っているのでしょうか。施設の中で。

 

何度も言いますが、僕から無理やり案件の提示をしているわけではありません。これまで2度、3度と面談をし、現在の勤務状況や家庭環境などを踏まえ転職の意思があるということを確認し、本人もそれを望んでいるのでやっている話です。

それでこの反応とは。。。

 

一概に言いたくはありませんが、介護業界の人ってどこかそういうところがあるんですよね。一般企業のマナーというか、ルールみたいなものを軽視しているというか・・・

 

実は同じような人があと3人ほどいるんですけど、みんな介護業界の人です。

偶然なのか、業界のせいなのか、僕の人間性が無視させているのか・・・

 

どっちにしろ、一言連絡ぐらいはできるはずだけどなぁ。。。

 

モヤモヤしますね・・・

では。。。

不登校の原因と対処方法とは・・・ある親からの相談にて。

おはようございます!

 

一気に涼しくなったような気がしますが、今週はずっと雨みたいなのでちょっとブルーなネガラーEZです。

 

ネガティブを自負しているわたくしですが、実際にうつ病になって治療していた時の詳しい話は親しい人にしかしていません。何故かというと、うつ病に関してはやはりどこかで、「怠けてるだけだろう」的な発想が根強く残っているからです。

 

そんな中で、この人は一定の理解を示してくれるという信頼関係のある人のみ、その当時の話を打ち明けてきました。

 

先日、そんな一人である高校時代の先輩から相談がありました。

どうやら息子さんが高校入学と同時に不登校になったらしい。根本的な原因は先生の高圧的な指導にあるようですが、もしかすると別の要因も重なっているかもしれないとのこと。

しかし、中学校時代の友人や今の高校の同級生とは特に関係性が悪いわけではなく、家に来てテレビゲームで盛り上がったりしているそうです。

 

先輩は以前、僕がうつ病になって仕事に行けなくなり、通院服薬治療をしていたことを思い出し、どういう対処をすればいいかと意見を求めてきたというわけです。

 

まず、僕のような大人がなる場合と、高校生がなる場合とでは大きな差があると考えています。それは「自我」、所謂アイデンティティが確立しているかどうか、という問題です。僕のようなある程度の社会経験、人間関係を経たものは、自分の自我を持っています。そこに向き合い、どう対処するかで克服する道が拓けることがあります。しかし高校生はまだそこまでの向き合い方ができるわけではありません。そこで大切になってくるのは周りの大人の関わり方です。

 

今回の息子さんは、おそらく「うつ」という状態ではないかと思われます。あくまでも想像ですが、発想としてはあの先生に会いたくないという単純な理由での登校拒否にすぎない。でも、無理に頑張らせて登校させるべきかというと、そうではありません。もし、無理やり引っ張って登校させたとしてもこれが逆効果になり、本当のうつ状態へのトリガーになる可能性も大きい。

 

親としては、なんでそんなことぐらいで・・・となるかも知れませんが、一度うつになったり学校や会社に行けなくなったものから言わせると「そんなこと」ではないんだということです。そこに至る背景が必ず存在し、それは自分でうまく説明できないこともある。

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「行けない」というのは一つのサインです。このサインをしっかり受け止め対応することが必要なんです。

 

今、息子さんは心療内科などへの受信を拒否しているそうです。自分はそんなんじゃない、というのがその理由です。ここに大人との違いが出ています。

 

確立した自我と向き合い、冷静に判断すればおそらく受診して何らかの診断を貰った方が楽になることが多いんですが、自我の弱い高校生などは「自分はみんなと同じ。違うはずがない」という認識が強く、周りと違う行動はしたくないと考えます。

 

ではどうするべきなのか。

 

これは非常にもどかしいですが、静観するしかないでしょう。今は。静観しつつ、一方でできる限り友人などとの交流は続けさせるべきです。期間は決めずに。

 

これは親にとってはかなりしんどいかもしれませんが、高校時代の1,2年の寄り道は将来のキャリアにさほど影響はありません。

 

「信じて待つ」ということが親子間に信頼関係を産むこともあります。そうなると、自然と自分から動き出す可能性も多い。いや、そうするのが一番いいのかもしれません。

「自分から動く」までの環境を整えてあげることが、親の役目なのかも知れません。

そして自ら動き出した場合の選択肢をいくつか用意することが重要です。

 

しかしこれには正解はありません。

 

僕は僕なりの経験をお伝えし、何かお役に立てることをするまでです。

そう、どん底の精神状態を経験し、一応復活してきたものとして。

 

では。。。

 

 

愛は地球を救えてるのか??会社は社員を救えていないけど・・・

おはようございます!

 

昨日、ある資格講座で「高齢者の住まい」というテーマの講義をさせて頂きました。

高齢者が利用する施設、住宅についてのお話です。介護保険制度以降、制度の改正などもあってその種類はかなり複雑化しているので、業界の経験者である僕もすべての違いを完璧に説明するのはなかなか難しかったですが、自分も改めて勉強になったので引き受けてよかったと思います。

 

さて、週末はいつもの「24時間テレビ」が放送されていました。個人的にはあの番組、好きにはなれません。。。世間でもよく言われていますが、なんかこう押しつけの感動を狙っているというか、はっきり言えば「偽善」だと思ってしまうんですよね。

 

特に出演者にギャラが発生しているという・・・それって「チャリティ」ではないと思うんですけど、平気で愛は地球を救うとか言ってるしね。

 

そりゃ、2日間の長時間ああいう番組をやるのはしんどいと思いますけど、それでもノーギャラで引き受けるのに意味があって、そこに見ている人は共感を得れたりするんじゃないかなぁと思います。

 

そして今年はアナウンサーがフルマラソン走ったんですよね?しかもメイン司会?の。24時間の番組で司会、フルマラソン走る、その後また司会に復帰、翌日朝からレギュラー番組に出演・・・この人、あくまでも会社員ですよね。。。

 

中には、「すごいなぁ、よく頑張ってる」と思う人もいるんでしょうけど、僕なんかはそういう話を聞くとちょっと引いてしまいます。痛々しいというか、そんな酷使されてる感じを見せられてもちょっと・・・みたいな感じで。

 

これ、高校野球のピッチャーの連投に批判が集まっているの話と変わりないですよ。「高校生が限界ギリギリでやることを美談にしてはダメ」という話と同じ。もしこのアナウンサーが酷使されているのを美談にして受け入れるのなら、もしこの無理が原因でこのアナウンサーに万が一のことがあったら、それも美談にするんですかね。。。そんなことできないですよね。

 

それともうこの局は、高校野球の問題には批判的な立場は取れないですよ。だって自分の会社の社員をそんな扱い方して感動を得ようとしているのだから。。。高校野球の連戦連投を是非先頭を切って称賛してくださいね。

あと、働き方改革に逆行している事例を自ら発信しているので、そのあたりも率先して働き方改革クソくらえ!と発信してください。

 

とにかく、見てないから内容的なことは知りませんが、今回のことアナウンサーの起用問題は事実なので、そこに非常に大きな違和感を感じているということです。

 

ちなみに・・・フリーの羽鳥さん、今朝はさすがにお休みされてましたね。ほっとしました・・・

 

皆さん、無理はしないようにしてくださいね。。。

では。

 

 

高齢者施設に家族を預けるネガラーの本音。

こんにちは。

 

 僕には身元引受人になっている高齢の叔母がいます。

僕の亡くなった親父のお兄さんの奥さんです。なので直接血のつながりはありませんが、叔父が亡くなったあと子供さんがいなかったので甥である僕が身元引受人になりました。

 

その段階ですでに一人では生活できないレベルだったことと、僕の家に引き取って面倒を見ることが物理的に無理(家の問題と僕らの仕事、あと妻にも恒例の両親がいること)なこともあって、申し訳ないと思いながら施設入所の選択をしました。

 

あれからもう6年が経ちました。当時はまだ僕が行くと「甥が来た」と認識してましたが、今は認知症が徐々に進行していて、すでに僕のことはわからなくなっています。

 

施設に会いに行ってもいつもキツイ言葉で責められます。「こんなとこ入れたんはあんたや!」とか、「たまに来て偉そうにするな!」とか「くたばったと思って見に来たんか!」などなど、認知症とわかってはいても何度も何度も行く度に言われるとやっぱりへこんだりします。

 

帰れ!」とまともに言われたことも何度もあります。

 

元々僕がネガティブな性格なので、これを明るく前向きには捉えられない時が多く、常に僕は叔母に対しての罪悪感を抱えて生きています。

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 施設で行事があるたびにスタッフから連絡があります。「来れますか?」と。

しかし僕にも予定があります。仕事もプライベートも。それとこの施設の行事はなぜか家族がゲームに参加したり出し物をさせることをマストにしていることもあり、そういうのが苦手な僕はあまり参加していません。

 

僕は身元引受人で、叔母がここで無理なく生活できるためのことはなんでもします。細かい手続きもだし、定期的に会いにもいくし、スタッフと3ヵ月ごとに介護方針の話もしに行きます。しかし、保育園に学芸会を見に行く親のように、家族として行事の出し物などに参加することを求められるのは本当にしんどいんです。

 

でも、「行けない」と返事をするとスタッフはすごく残念そうな声で電話を切ります。その度に僕はまた大きな罪悪感を背負います。

 

 施設に家族を預ける理由をもう少し考えて対応して欲しいと思っています。家族には色んな事情があります。中には積極的に行事参加をする家族もいるでしょう。でも家庭環境なんてそれぞれです。みんなが絵にかいたような幸せ家族で和気あいあいとゲームに参加できるわけじゃない。保育園、幼稚園で自分たちが産んで育てた子供を見るのとは大違いなんです。

 

でも介護の仕事をしている人の中には、「家族なんだから当然それぐらいは来るでしょ、一緒に参加して盛り上がるでしょ。それが楽しい介護でしょ!」みたいな中途半端な正義感が蔓延しているように思います。

 

100家族あれば100通りの家族関係があります。いや、一つの家族にも何通りもの関係が入り組んでいるかもしれません。

 

そういう背景に想像力を使って対応するからプロなんであって、単純な感性で介護だけをするのはプロとしてやはり高い報酬を得ることはできません。

 

行事を行うのはいいことです。家族参加にすることも。それでスタッフ含め楽しむのもいいでしょう。しかし強制される側は正直しんどい。まして夜の20時、21時に電話してきてこちらは叔母に何かあったのかとドキッとするのに内容が行事の参加の確認って・・・そして欠席を伝えると落胆する。何とも後味の悪い話です。。。

 

介護の施設は、そういう背景を呼んで対応を変化させるような部分についても研修などで強化するべきです。「コミュニケーション」は高齢者とうまく話せるだけの能力だけを指しているのではありません。

 

でも・・・・

 

・・・だったら家で叔母を見ろよ。。。

 

実際、現役介護士からそんな言葉が出てるんですよね。

何とも悲しい世界です。

 

もし家族に介護が必要ななったら。。。そうなる前に心構えも含めて色んな準備をすることが大切です。

 

施設に預けるなら、家族の想いや罪悪感にも手を差し伸べてくれるスタッフがいることろを見つけましょう・・・見つけるのは至難の業ですけどね。。。

 

では。

 

 

高校野球の消えない記憶。

おはようございます!

 

元高校球児ネガラーのEZです。

 

高校野球も今日の決勝戦を残すのみとなりましたね。どちらの高校も勝てば初優勝ということで、地元や関係者の方々はさぞかし力が入っていることでしょう。

 

僕も元高校球児でした。しかもこんなネガティブなのにキャプテンをしていました。

公立高校ですが、地元ではそこそこ名の知れた高校で、甲子園にも数回出場している歴史があります。僕は出ていませんが、すぐ上の先輩は春の選抜に出ていました。

 

以前、僕のネガラー人生はこの高校時代の経験に大きな要因があるということに触れましたが、ほんとにこの時代のことは今でもトラウマというか、マイナスな記憶が嫌というほど残っていて、未だに夢に見たりします。

 

特に甲子園が始まると必ず蘇ってくる悔しいというか、切ないというかなんともいえない記憶があります。

 

最後の夏の甲子園予選。初戦の相手があまり強いとは言えない高校だったんです。

僕らのチームはそこまで弱いということもありませんが、特別強いというわけでもなく、勢いづけばそれなりの試合をしますが気分が乗らなければすごいいい加減な試合をして大敗するようなチームだったんです。もっといえば、レギュラークラスはあまり熱心に練習せず、控え選手の方が一生懸命練習しているようなチーム。要するに変なプライドが邪魔してるんですよね。

 

なので大事な予選前に初戦が弱いからと言って気を抜くとあっさり負けるような気がしたので(このあたりはネガラー思考です)、キャプテンである僕は初戦までに組まれている練習試合にはどんな相手でもしっかり勝ちに行くというイメージを持ってもらいたかったんですね。

 

その日の練習試合の相手は、普通にやることをやれば絶対負けない相手でした。

しかし結果は惨敗。。。理由は・・・そう、みんな初戦の相手が弱いから適当に変なプライドで「調整」とか言って真剣にやってなかったんです。プロ野球じゃないのに・・・

 

僕の危惧していたことが起こりつつありました。僕は試合後のミーティングで想いを必死で話しました。こんなことではどんな相手にも負けてしまう。もっと必死にやるべきだ。調整などという余裕ない・・・気が付けば僕は涙を流しながら訴えていました。

 

さすがに少しはわかったくれたかな。少しでいいから気持ちを入れ替えて欲しい。

それが出来れば必ず勝ち上れる。

 

しかしそんな少しの期待はある部員の一言で脆くも崩れ去りました。

 

「あいつ、何マジになってるんだ?泣く必要あるか?こんな相手、勝っても負けても同じだろ。まして初戦の相手になんか負けるはずない」

 

少し離れたところから聞こえてきたのは、なんと副キャプテンの声でした。

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ショックでした。支えてもらうべき副キャプテンからまさかの発言。そしてこんなつまらない話を彼は後輩を相手に、饒舌にしていたんです。。。

 

勝ち負け、でいうとそこまで重要ではないかもしれません。でもそこにいたる経緯を軽く見ると、絶対苦しい場面で力なんて発揮できない。勝ちに絶対はないんです。でも負けには絶対がある。しっかり準備しなければ絶対負けるんです。

 

結果的には初戦、2回戦と大勝しましたが、3回戦は確実に実力をだせば勝てる相手なのに1,2回戦の大勝で胡坐をかいたチームは脆くも敗れ去りました。やはりここで恐れていたことが起こったんです。

 

僕はこの最後の大会の3試合をほとんど覚えていません。記憶にあるのは、最後に僕の前の打者がライトフライでゲームセットというところぐらいかな。大会前のあのショックが頭から離れず、何のために辛い思いをしながら神経をすり減らしながらキャプテンを続けてきたのか、自問自答をずっとしていました。

 

高校野球って、そんなにいいものなのか?僕には未だにわかりません。

僕には苦痛でしかなかったから・・・周りからは、「そんな経験はなかなかできないから、もっと前向きに捉えた方がいい」とよく言われます。そんなことはわかっていますが、どうしても消えない記憶がそうさせてくれません。

 

あれから30年。このやっかいな消えない記憶はどうにもなりません。唯一、良かったのは相手のことを考えたり、リスク回避する想像力が身についたことかな。

 

ちなみに・・・その副キャプテンはそんなことは露知らず、それはいい人生を送っているみたいですよ。卒業後も僕や僕の妻にも偉そうな態度で接してくるぐらい、社会的にも偉くなったんだそうです。まぁ相手を思う社会人としての想像力は皆無な大人ですけどね。。。

 

とにかく・・・すべての高校球児に栄冠が輝くことを祈って。。。

 

では。

 

 

 

キャリアコンサルタントのセオリーなんて・・・!

おはようございます。

 

今日は比較的涼しい感じもしますが、天候が不安定ですね。。。まだこのあたりは雨が降ってないですが、いつ振り出してもおかしくない感じです。

 

今日、午後から求職者に同行してある企業様へ訪問させて頂く予定です。面接ではなく、求職者の希望でこちらの企業様の具体的な仕事内容等をご説明頂く「会社訪問」という形でお伺いします。まぁよくわからないまま面接を受けて、なんとなく内定して就職するより、直接企業様と接して話を聴いてから面接に進む方がいいということです。

 

僕は一応、「キャリアコンサルタントという資格を持っていまして、基本的にはフリーランスで活動をしています。今はメイン業務としてある人材紹介会社(個人経営の小さい会社です)と業務委託契約をし、転職エージェントとして今日みたいに求職者の転職支援をしています。といっても毎日この仕事があるわけではありません。求職者はすべて口コミで紹介を受けているので何百人と登録者がいるわけではないし、求人企業も同じような感じなので頻繁に引き合わせているわけではないからです。

 

一方で、企業内でのキャリアコンサルティングも一部やっています。これについてはまたいずれ書かせて頂きます。

 

僕らは転職支援でのキャリアコンサルティングを結構時間をかけてやっていますが、たぶん僕のキャリアコンサルティングはセオリーを逸脱しているそれになっていると自負しています(;'∀')

 

キャリアコンサルティングやキャリアカウンセリングというのは、相手の言っていることをほぼ全力で受け止めます。否定はしません。すべてを受容し、相手を安心させます。

 

でも僕はそうはしません。相手が間違った認識を持っていると僕が判断したら、きちんと否定します。否定した上で、必要な認識を理解してもらいます。これは僕がこれまでに数百人の社会人とキャリア面談してきた経験を元に話をしています。

 

たまに僕は怒ることもあります。あまりに甘い考えを言う人に対してはしっかり怒ります。

 

例えば以前、「やりたいことがないから、とりあえずこの会社を受けます。入って何か見つかればまた転職します」という人が実際にいたんですね。

 

これ、キャリアカウンセリングのマニュアルで行けば、「そうなんですねぇ、やりたいことがないんですかぁ。それでとりあえず受けるんですねぇ。またそれからやりたいことが見つかれば転職できますよねー」みたいな感じになります。

 

受容、オウム返し、共感・・・これを使えばこうなります。

 

しかし僕は違います。

「何を言ってるんですか。甘い。そんな方には仕事は紹介できません。」と言いました。たぶん、これキャリアコンサルタントの実技試験なら不合格です(;^ω^)

 

でもどう思いますか?

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マニュアル通りにやったら、おそらくこの人はずっとこういうことを繰り返していつまでもいい仕事の仕方なんで身につかないと思うんです。

 

僕らが今、目の前の求職者と対峙している意味を考えた時、この方が今後いい選択を自分でできるような方向に誘導する必要があるんですよね。相手の言うことをすべて受け止めていたらそんなことは不可能です。今、何が自分に足りないのか、何が問題になっているのかを気づかせることができるのがいいキャリアコンサルタントなんです。

 

多分、有資格者のほとんどがそこではなく、「話を聴いてあげてる自分」「相手を受け止めている自分」に酔っているだけなんです。相手のことを本気で考えていないからそうなるんですよ・・・

 

なぜそんな無責任満載のポジティブで相手に向き合えるのか。。。

僕なんかはネガラーなので、相手の今後が本気で心配になったりします。

 

まぁ・・・キャリアコンサルタント業界では僕は異端児なんで、この方針が認められることはありませんけどね(;'∀')

 

 

でもこれだけはいつも思っています。。。

キャリアコンサルタントのセオリーなんてクソくらえ!

 

では。。。